記事更新:2026.10.18。追加した条件の公式確認日は、該当する節に記載しています。
写真の見え方、文字の読みやすさ、書き込みや折りやすさを実物で確認し、目的に必要な紙へ絞ります。
自分に近い条件から、進める。
料理写真を中心に、短期間で配り切る
写真の見え方と店内照明の反射を比べ、必要以上の厚さや加工を増やさず見積もります。
ここは注意画面の鮮やかさだけで本番の色を予測せず、印刷方式と紙をセットで確認します。
申込欄やアンケート欄へ手書きしてもらう
上質紙など筆記を想定した候補を、使うペンで試し、こすったときや裏側への影響も確認します。
ここは注意紙名だけであらゆる筆記具に対応すると決めず、印刷面に書く場合も実物で確かめます。
店頭ラックへ長く置く折り案内
折った見本をラックに入れ、抜き取りやすさ、かさ、表紙の見え方を確認します。
ここは注意厚くすると収容枚数や折り加工条件が変わるため、耐久性だけで決めません。
まず受け取った人の使い方を決める
紙を選ぶ前に、手渡しで一度読んでもらうのか、店頭に置いて持ち帰ってもらうのか、申込欄へ書き込んでもらうのかを整理します。短期イベントの案内と長く置くメニューでは、必要な丈夫さや保管量も異なります。写真の料理を見せたい、細かい価格を読ませたい、地図を持ち歩いてほしい、といった優先順位を決めると、紙の候補を増やしすぎずに済みます。最初から高級紙や厚紙を正解にしないことが大切です。
表面の違いをデザインと合わせる
コート紙は光沢と写真の発色、マットコート紙は抑えた光沢、上質紙は書き込みのしやすさが検討の入口です。ただし用紙名だけで仕上がりを保証できません。店内照明で文字が見やすいか、濃い背景の裏面が気にならないか、使用する筆記具で書けるかを確認します。印刷方式やインキの乗り方でも印象が変わるため、画面上の画像だけで紙の風合いや色を決めないようにします。
連量の数字だけを同じ厚さと扱わない
90kgなどの連量は紙を選ぶ指標の一つですが、紙種や銘柄が違えば手触りや実際の厚みも変わります。同じ紙名・連量で見積りをそろえたうえで、折り加工の対応や店頭ラックに収まる厚さを確認してください。厚くすると持ち帰りやすく感じても、束の重さ、保管場所、折りの仕様に影響します。両面が濃いデザインなら透けも確認し、紙を厚くする前に裏表のレイアウトで改善できるか試します。
サンプルは注文条件まで確かめる
グラフィックはペーパーカタログなどのサンプルを案内していますが、会員登録・ログインが必要で、種類によりポイント等の条件があります。無料で即日届くと仮定せず、費用と到着時期を先に確認しましょう。候補の紙が対象商品・部数・納期で選べるかを見積画面へ戻って確かめます。実物を比較した結果は紙名、連量、確認日とともに記録し、次回の担当者が同じ条件へ戻れるようにします。
- 写真重視・文字重視・書き込み重視を先に決める
- 原寸の文字、裏写り、折り、筆記具を確認
- 用紙サンプルの費用と取得時間も予定に入れる
紙の試験を四つの動作に分ける
候補を広げるより、用途に合う紙を二、三種類に絞って同じ順で比べます。まず店の照明で読む、次にラックや封筒へ入れる、必要なら折る、最後に使うペンで書く。この順で困る点を記録すると「なんとなく高級」に引っ張られません。サンプルには紙名と連量を付けたまま保管し、触った印象と注文画面の選択肢が対応するようにします。
- 細い文字、写真、白地、濃い裏面を含む見本で比べる
- 触った紙が希望の部数・印刷方式・納期で選べるか確認する
厚い紙へ替える前に、運用で直せるか見る
ラックの中で倒れるなら、補充量や置き方が原因の場合もあります。文字が読みにくいなら、紙の変更前に照明の反射、文字サイズ、背景との明暗差を確認します。書き込みが必要な面は余白を確保するなど、デザイン側で解決できる部分もあります。用途上必要な改善と装飾を分け、紙を替えると増える総額・重量・保管場所まで合わせて判断しましょう。
90kgは、届く箱の重さではない
用紙の連量は、決まった大きさの原紙を1,000枚重ねたときの重量です。グラフィックは四六判の連量で表記しています。「コート90kg」をA4で1,000枚注文して、荷物が90kgになるという意味ではありません。別の原紙寸法を基準にした数字とも、そのまま比較しないようにします。
また、連量は実際の厚さや硬さを直接表す値ではありません。同じ90kgでも、コート紙と上質紙等では厚みが違います。ラックへの収まりが大切なら厚さや折った実物、持ち運ぶなら箱数と梱包重量、郵送するなら封筒と同封物を含む重量を確認します。一つのkg表示で三つの問題を判断しないことが要点です。
手元の見本を使う場合は、紙名・連量・基準の判型が分かるかを先に照合します。不明なら触った印象だけで同等品とは記録せず、候補の実物を取れるか調べます。より厚い紙へ変更する前に、ラックの補充量や同封する枚数を減らす方法で目的を満たせないか試してください。
- 厚さの問題:mm表示や折った状態で確認
- 運搬の問題:箱数と梱包重量を発注先へ確認
- 郵送の問題:封筒・他の同封物を含む完成品で確認
この節の公式資料確認:2026-10-18
うまくいかない時の、戻り方。
裏の濃い写真が透けて文字を読みにくい
裏表で写真と本文が重なる位置をずらし、背景の濃さを見直します。それでも用途に合わなければ紙の候補を変え、実物で再確認します。
書き込み欄でペンが滑る・こすると汚れる
使用する筆記具と記入面を確認し、実物サンプルで再試験します。紙だけでなくベタ印刷や表面加工の有無も見積条件に含めます。