チラシ発注の、ひと手間を減らすネット印刷の選び方・発注ガイド

チラシ発注の、ひと手間を減らす / GUIDE 02

チラシの誤字やQRミスは入稿前に。印刷会社任せにしない確認の順番

データが印刷できることと、正しい内容が載っていることを分けて確認します。

公式情報確認:2026.10.17 ・ 読む目安 6分
未提携の比較ガイド・実体験レビューではありません

記事更新:2026.10.18。追加した条件の公式確認日は、該当する節に記載しています。

先に、結論

印刷可能かの技術確認と、店名・日付・価格・QRの内容確認を別々に行い、承認した版だけを入稿します。

YOUR SITUATION

自分に近い条件から、進める。

01

紙の端まで背景色や写真を敷きたい

商品指定のテンプレートで塗り足しを確認し、背景は必要な外側まで延ばし、文字やQRは裁ち落としの影響を避けて配置します。

ここは注意デザイン全体を拡大して塗り足しを作ると、文字が端へ寄る場合があります。

02

少人数で制作し、他の校正者がいない

仕様の確認と内容の読み直しを時間を空けて分け、電話番号は一桁ずつ、日付はカレンダーと、価格は元表と照合します。

ここは注意自動チェック合格でも、文章や案内先が正しい保証にはなりません。

03

入稿後に誤りが見つかった

注文番号と差し替えたい版を控え、進行状態と修正可否を窓口で確認してから指示どおり再入稿します。

ここは注意同名ファイルを送り直すだけで旧版が止まると考えず、受付日と追加費用も確認します。

01

サイズと塗り足しを確認する

最初の一周は印刷データの確認です。仕上りサイズを注文と一致させ、端まで背景や写真を置くなら指定の塗り足しを付けます。プリントパックは約3mm、グラフィックは3mmを案内しています。文字やQRコードを紙の端ぎりぎりに置かず、商品専用テンプレートの注意事項を確認してください。加工がある場合は、折り位置や表裏の関係も指示します。

02

入稿形式に合う書き出しを行う

次に保存形式、フォント、リンク画像、色を確認します。グラフィックはRGBや指示のない特色をCMYKへ変換する場合があり、画面と同じ色になるとは限りません。ソフトと入稿方法に合った公式ガイドで書き出し、PDFなら開き直して画像の欠けや文字化けを確認します。フォントの扱いは一律に決めず、使用する入稿形式の埋込み・アウトライン等の要件に合わせましょう。

03

読む人に必要な内容を照合する

二周目は、お客様が読む内容の校正です。店名、電話番号、住所、営業時間、税込価格の表記、日付と曜日、クーポンの期限を元情報と照合します。QRコードは実際に読み、目的のページへ行くか確認してください。両社のデータチェックは、誤字やデザイン内容を保証するものではありません。最終版に番号を付け、確認した版と送る版が同じかを最後に照合すると取り違えを防げます。

04

原寸確認と版管理を最後の関門にする

画面で拡大すると読める文字でも、紙の原寸では小さく感じることがあります。家庭用プリンター等の出力は色校正の代わりにはなりませんが、原寸の文字サイズ、余白、折ったときの順序を確認するのに使えます。表裏を貼り合わせた簡単な見本を作れば、折り方向の取り違えにも気づけます。修正が出たら元データだけでなくPDFを書き出し直し、ファイル名の版番号と確認者を更新してください。「最終」「最終2」が並ぶ保存方法は避け、送信対象を一つに絞ります。

  • QRは最終PDFと原寸出力の両方で確認
  • 校正の指摘を反映後、修正箇所の前後も読み直す
  • 印刷会社のプレビュー確認も内容校正の代替にしない
05

QRは読み取った後の画面まで確認する

読み取れるだけで合格にせず、目的の店やイベントのページが開くか、ログインなしで必要情報が見られるかを確認します。制作担当の端末にだけ残っているログイン状態や、公開前の管理画面に頼らないことが大切です。リンク先の開催日、価格、受付状況も紙面と照合してください。最終PDFを原寸で出力して読み取れば、書き出しや縮小による変化も確認できます。

  • 文字情報は印刷データだけでなく元の営業情報へ戻って照合
  • 短縮URL等を使う場合は管理者と利用期限も把握する
06

修正後の三点セットを一緒に更新する

修正したら、編集用データ、入稿用PDF、校正用の紙見本を同じ版番号へそろえます。古い版は別フォルダーへ退避し、入稿用の場所には送る版だけを置きましょう。電話番号だけの修正でも、PDFを書き出し直して表裏・ページ順・折り位置が変わっていないか再点検します。発注担当へはファイル名、版番号、確認者を渡し、変更点が口頭だけで伝わる状態を避けます。

07

画像は、配置した大きさで解像度を確かめる

画面にきれいに見える写真でも、紙面で大きく配置すると粗くなることがあります。グラフィックは一般的なフルカラー印刷の目安を350dpiと案内しています。ここで見るのは画像ファイルの表示値だけでなく、実際に紙へ置く大きさに対して十分な画素があるかです。商品や用途で推奨値は違うため、入稿先の指定を優先します。

確認の順は、紙面上の画像幅を決める、元画像の横の画素数を調べる、その二つから配置後の密度を確認する、です。計算は「横の画素数÷横幅mm×25.4」。不足したら元の大きい画像へ戻すか、配置を小さくします。数値だけ350へ上げたり、小さい画像を引き伸ばしたりしても、失われた細部を回復できるとは限りません。

SNSから保存し直した写真やスクリーンショットしかないときは、まず撮影元のファイルを探します。新しい有料素材を買わずに解決できることがあります。文字やロゴを一枚の小画像にまとめると修正も難しくなるので、制作ソフトで扱える文字・図形は対応する形式のまま残し、最終PDFで欠けや縮小がないか確認します。

  • 画像の解像度と、プリンターの機械的な解像度を混同しない
  • 大判ポスターなどは同じ350dpiを一律に要求せず商品ガイドへ戻る
この条件の公式資料

この節の公式資料確認:2026-10-18

WHEN THINGS GO WRONG

うまくいかない時の、戻り方。

QRが画面では読めるのに原寸の紙では読めない

原寸出力で周囲の余白、背景とのコントラスト、つぶれを確認し、画像を過度に縮小していないか元データを見直します。修正後のPDFから再度試します。

PDFで文字や画像が欠ける

元データのリンク切れと、選んだ形式のフォント要件・書出し設定を公式ガイドと照合します。書き出し直したPDFを別の表示環境でも開いて確認します。

次の一歩修正時間を含む締切を決める

この記事の公式出典

確認日:2026年10月17日

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