新規掲載:2026.10.18。各節に公式資料の出典と確認日を記載しています。
台割を作り、綴じ位置で隠れる情報と、将来直す情報を先に分けます。
自分に近い条件から、進める。
少ないページを開いて見せたい
中綴じを候補にし、対象商品のページ単位と用紙条件で台割を整えます。
ここは注意注文できるページ数や厚さの上限は商品で異なります。ページを増やすための不要な情報は足しません。
商品説明が多く、背のある冊子にしたい
無線綴じで必要なページ数・用紙・背幅を確定してから表紙を制作します。
ここは注意綴じ側は完全に開かないため、見開きをまたぐ価格や細かい図を避けます。
価格や季節商品が頻繁に変わる
定番説明と変更する情報を分け、既存ホルダーや差替え用の別紙で足りるか比較します。
ここは注意別紙が古いまま残らないよう、差替え担当と改訂日を決めます。
枚数ではなく、表紙を含むページの地図を作る
まず白紙に、表紙、表紙の裏、本文、裏表紙の裏、裏表紙を順に置きます。グラフィックの冊子注文は表紙4ページを含む総ページ数で数え、中綴じは4の倍数ページです。本文だけ数えて注文すると、データと発注条件が合わなくなります。ページごとの内容を並べた台割があれば、空白の位置も制作前に確認できます。
台割には品目名だけでなく、写真、価格、注意事項、更新予定を記入します。読者が注文を決める流れに沿って、定番、飲み物、追加、注文方法などを整理し、同じ情報を各ページへ重複させすぎないようにします。必要ページ数が合わないときは、文字を無理に縮める前に一枚物や折り案内の方が適するかを見直します。
- 総ページ数に表紙の内側も含める
- デザイン前に、価格を変更する箇所を把握
この節の公式資料確認:2026-10-18
開き方と綴じ側の余白から選ぶ
中綴じは中央を針金で留める方式で、無線綴じは背を糊でまとめる方式です。見た目の高級感だけで決めず、机に置いて読む、片手でめくる、写真を見開きで見せる、といった使い方で考えます。使える紙やページ数は方式ごとに違うため、同じ原稿をどちらにも無条件で流用できるとは限りません。
グラフィックは無線綴じについて、綴じ側の3~5mmは隠れ、重要な文字や絵柄は10mm以上離すよう案内しています。これは同社の作成条件です。料理名と価格を左右ページへ分断したり、中央へ注意書きを寄せたりせず、一つのページで注文に必要な情報が読める配置にします。中綴じにも綴じや断裁のずれを見込んだ余白が必要です。
- 見開き中央に価格・連絡先・小さな文字を置かない
- 比較する見本は実際の開き方で触る
この節の公式資料確認:2026-10-18
無線綴じの表紙は、紙とページ数の後に確定する
無線綴じの背幅は用紙の厚さとページ数で変わります。表紙のデザインを先に完成させ、本文を後から増減すると、背文字や写真の位置を直す必要が出ます。最終の紙、総ページ数、綴じ方向を先に確定し、発注先のテンプレートや算出方法へ合わせて表紙を作ります。一般的な背幅の数字を自分の冊子へ流用しません。
本文のファイル順は読み順が分かるように管理し、入稿方式に応じた単ページ・見開きの指定へ合わせます。家庭用プリンターの「小冊子」印刷で作った面付済みPDFを、指定を読まずそのまま送ることは避けます。表紙と本文、ページ番号、ファイル名を照合し、発注先が完成後の順序を判断できる状態にします。
- 用紙を変更したら背幅とテンプレートを再確認
- 表紙と本文のどちらを直したかを版記録に残す
この節の公式資料確認:2026-10-18
日々変わる情報を、冊子全体の寿命にしない
価格が毎月変わるのに一年分の冊子を作るなら、更新の仕組みを同時に考える必要があります。定番の説明を冊子、期間限定の品を別紙にする案、既存メニューホルダーに必要な面だけ差し替える案を並べます。これは編集上の提案で、特定商品に差替え機能があるという意味ではありません。冊子を買う前に運用で足りるかを判定します。
最終確認は原寸の仮製本で、最初の一品を選ぶ、飲み物を探す、注意事項を読むという三つの動作を試します。仮製本は色や本番の製本強度の保証には使えませんが、ページ順と必要情報の見つけやすさは確認できます。改訂時には全冊を回収するか別紙だけ交換するかを決め、新旧の価格が同じ卓上へ混ざらないルールを用意します。
- 台割へ各ページの有効期間と確認担当を追加
- 必要部数はテーブル数、控え、交換予定から計画
この節の公式資料確認:2026-10-18
うまくいかない時の、戻り方。
注文したページ数とPDFが合わない
表紙の内側、白紙、本文の開始位置を台割へ戻して照合します。注文を確定する前に商品ごとのページ計数と入稿形式を窓口へ確認します。
背の文字が表紙側へずれて見える
用紙とページ数が最終の背幅計算に反映されているか、表紙データの寸法と綴じ方向を確認します。細い背へ文字を無理に入れない案も検討します。